手づくり

洋服地でカジュアルな着物をつくるには?【作成ヒント編】

アフィリエイト広告を利用しています。

初回公開:2023年8月29日

着物に関わるものの解釈およびTPOは、流派や地域、個人の考え方によって異なる場合があります。
様々な解釈がありますので、自己責任のもと参考程度にお役立て下さい。
もし商品など購入される場合は自己責任でお願いいたします。当ブログは一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください。
※アレルギーをお持ちの方は、布や材料等に使われている素材をしっかり確認し、ご自身に合ったものを選びましょう。

材料の「生地」について

まず材料となる「生地」についてですが、詳しくは下の記事にまとめています。

よかったらご覧ください。

洋服地でカジュアルな着物を作るには?【材料編】
詳しくはこちらへ

カジュアルな着物を自分でつくるには?

和裁教室に通うのが1番ですが…

レッスン料や時間もかかりますし、教室自体が合わないこともあるかもしれません。

まずは市販されている和裁の本で、コツコツ自分のペースで仕立ててみてはいかがでしょうか。

おすすめの本はこちら。

【広告(PR):商品リンク】楽天ブックス


いちばんやさしい和裁の基本 [ 松井扶江 ]

こちらの本はカラー入りでイラストも多く、

初心者の方がチャレンジしやすい工夫をたくさん施されています。

単衣キモノをはじめ、浴衣(ゆかた)や半幅帯などの作り方も網羅。

DVD付きで縫い方などをわかりやすく紹介されており、オススメの良質本です。

洋服地でつくる場合どうする?

一般的な和裁の本は、反物(きもの生地)を使用して着物を仕立てる方法を紹介されていることが多いよう。

洋服地の場合、作り方はほぼ同じ方法で仕立てられますが…

反物と洋服地の裁断方法が異なります。

洋服地で作ってみたい方は、一例として下記に “裁断図” を載せていますので、よろしければご参照ください。

※恐れ入りますが、参考にされる場合は自己責任でお願いいたします。当ブログは一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください。

単衣きもの裁断図(柄合わせなし)

こちらは、

  • 110cm幅の洋服地
  • 単衣きもの
  • 柄合わせなし

裁断図の一例です。

「無地」や「細かい(小さめ)柄」は、柄の配置を考える「柄合わせ」をあまりする必要がありません。

市販されている和裁の本を参考に、

ご自身の寸法から各パーツの裁ち切り寸法を出して、裁断してみましょう。

裁断後は取り返しがつかないため、慎重に。

並幅or広幅サイズは、ご自身の体格に合わせて選んでください。
【目安】並幅:普通サイズ/広幅:普通〜ふくよかサイズ

もっといい裁断図が思いつく方はそれでもOKです。

※この裁断図はあくまで一例です。その他いろいろな方法がありますので、参考程度に。

※恐れ入りますが、参考にされる場合は自己責任でお願いいたします。当ブログは一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください。

柄合わせをする場合は…

大きめの柄(大きめのチェック柄、ストライプ柄、飛び柄など)や柄に上下があるものは、

柄の配置を考える「柄合わせ」が必要に。

布をずらして柄を合わせるので、ずらすための余裕分の布を確保する必要があります。

いろいろな方法がありますが、

一案として、算出した裁ち切り寸法に「ずらすための余裕分の長さ」を足して、裁ち切り寸法を出す手段があります。

例えば…

「算出した裁ち切り衽丈」+「ずらすための余裕分の長さ」=「裁ち切り衽丈」

余裕分の長さは、柄に適した長さにしましょう。

こちらは「大きめの格子柄(チェック柄)」の単衣きもの裁断図の一例。

格子柄ができるだけつながるように柄合わせすると○

格子柄は、ずらさなくても左右の袖を入れ替えたりすることで、柄合わせできる可能性も。

ただし、あくまで可能性があるだけなので、念の為ずらすための余裕分の長さを確保しておくといいかなと思います。

※この図はあくまで一例です。その他いろいろな方法がありますので、参考程度に。

※恐れ入りますが、参考にされる場合は自己責任でお願いいたします。当ブログは一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください。

ミシンで仕立ててもいいの?

基本は手縫いなので賛否あるかも?

和裁の基本は手縫いです。

なのでミシンで縫うこと自体、賛否あるかも。

しかしネットにおいて、手縫いとミシンの併用で仕立てること表記しているお店もあります。

もしかしたらミシン使いに対する否定的な意見は少なくなってきているのかもしれません。

ミシン縫いは気軽なカジュアル着物のみ

とはいえミシンを使用して縫うのは、街着や普段着などの気軽なカジュアル着物のみと考えておいた方が良さそう。

訪問着や付け下げなどのフォーマル着物を自分で仕立てるのはあまりないと思いますが、

フォーマルな着物は手縫いで仕立てた方が無難です。

「正絹」は手縫いで

「正絹」は摩擦に弱くデリケートな絹素材。

正絹の生地は、ミシンで力強く縫うのにあまり向いていないと思います。

手縫いのほうが無難です。

「綿」は比較的丈夫なので、ミシンで縫いやすいと思います。

キモノの素材(正絹・綿など)について
詳しくはこちらへ

ミシンと手縫い併用が効率的

すべてミシンで縫うのはちょっと難しい箇所もあります。

広範囲に直線で縫う箇所はミシンで、

細かい部分や “くける” 箇所は手縫いで使い分けるのがいいかなと思います。

できたら利点も考慮しよう

  • ミシンで縫うと丈夫
  • 手縫いで縫うと仕立て直しが容易

その点も考慮に入れて縫うとより良さそう。

もし仕立て直す可能性があるなら、その可能性のある箇所(例:袖付け、内揚げ、脇縫いなど)を手縫いしておく方法もあります。

逆に丈夫に縫っておきたいところは、ミシン縫いしておくといいかも。

最後に

洋服地にはかわいい柄も多く、種類も豊富。自分好みの生地が見つかるかもしれません。

楽しく好みの着物を作ってみて下さいね。

また、今回ご紹介した生地の選び方や仕立て方はあくまで一例および一案です。

色々な考え方や方法がありますので、自己責任のもと参考程度にお役立ていただければ幸いです。