きものの基礎知識,  着付け小物

【着物の補整】タオル使用の補整の仕方〜胸まわり編〜

着物に関わるものの解釈およびTPOは、流派や地域、人それぞれの考え方によって異なる場合があります。
もし商品など購入される場合は自己責任でお願いいたします。当ブログは一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください。
※アレルギーをお持ちの方は、使われている素材をしっかり確認し、ご自身に合ったものを選びましょう。

補整のキホン

必要なところに必要な分だけ

  • ボリュームの足りないところに、補整を足す
  • くぼみの深いところを、補整で埋める

このようなイメージで、補正をしましょう。

十分足りているところに、補整をする必要はありません。

必要なところに、必要な分だけ、補整をします。

補整のメリット
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補整は長じゅばんを着る前に

補整方法は様々あるため一概にはいえませんが、

長じゅばんを着る前に補整をします。

自分に合った補整方法を見つけよう

一人一人体型が違うように、補整方法も一人一人違います。

こちらでお伝えする補整方法は、あくまで一例です。

参考程度に、自分に合った補整を試行錯誤してみましょう。

胸の補整ポイントは?

胸の理想的なフォルムは「ハト胸」。

「ハト胸」に近づけるように補整をします。

具体的な補整場所は、

  • 胸上
  • 胸下(みぞおち)
  • 鎖骨あたり

それぞれ補整をするポイントが異なるので、以下の表を参考にイメージしながら補整してみましょう。

※あくまで目安。様々な解釈がありますので、参考程度に。
胸上 ボリュームが足りなければ、足すイメージ
胸下(みぞおち) くぼみがあれば、埋めるイメージ
鎖骨あたり くぼみがあれば、埋めるイメージ

なぜ胸の補整が必要なのか?
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タオルを使用した胸の補整

こちらでご紹介する方法はあくまで “一例” です。

補整方法は様々ありますので、自己責任のもと参考程度にお願いいたします。

胸上の補整

※ 以下のイラストは、わかりやすいように色入りのタオルを使用しています。
実際に補整するときは、
白など目立ちにくい色のタオルを使用してください。

胸上のボリュームが足りない部分に、フェイスタオルを使って補整します。

① フェイスタオルの端を内側へ三角に折り、胸にあてます。タオルを衿元あたりに挟んでおきましょう。

② 下のタオルの端を三角に折ります。三角に折った部分を折り上げ、胸にあてます。衿元あたりにタオルを挟んでおきます。

③ 腰&ウエスト補整などで胸上のタオルをとめます。

胸下の補整

※ 以下のイラストは、わかりやすいように色入りのタオルを使用しています。
実際に補整するときは、
白など目立ちにくい色のタオルを使用してください。

広い範囲に胸下のくぼみが深い場合は、イラストのようにフェイスタオルを当てて補整する方法があります。

また、そのような補整具もあります。

タオル補整は面倒!? もっとラクな方法は?

タオルを使った補整って、正直、面倒…

そんな方に、お手軽&ラクな補整方法の “一例” もご紹介いたします。

補整方法は様々ありますので、自己責任のもと参考程度にお願いいたします。

肌着などに「補整パッド」を縫い付ける

きもの肌着などに市販されている補整パッドを縫い付ける方法があります。

補整パッドのみであれば、手頃な値段で販売されています。

補整が必要なところに縫い付けて使用すれば、ラク&経済的。

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補正パッド3点セット/楽天市場:着物なごみや

きもの肌着について
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カンタン&効率的!? 和装ブラ

和装ブラの中には「ハト胸」サポート力が高いものもあり、

人によりますが、和装ブラをするだけで胸の補整がまかなえる場合もあります。

和装ブラを使用しても補整が足りない場合は、補整パッドを入れて強化する方法も。

補整パッドを入れられる和装ブラもあるので、必要な方は探してみましょう。

和装ブラに、市販の補整パッドを縫い付けてもいいかもしれません。

和装ブラについて
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他の補整もまかなえる「オールインワン補整着」

胸の補整はもちろんのこと、腰&ウエスト補整もまかなえるオールインワン補整着もあります。

好みのものを探してみてくださいね。

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楽天市場:きもの館 創美苑

腰&ウエスト補整について
※詳しくはこちらへ

最後に

補整のし過ぎは、着ぶくれのもとに。

必要なところに必要な分だけ補整するようにしましょう。

一人一人体型が違うように、補整も一人一人違います。

自分に合った補整を試行錯誤されてみてください。

アレルギーをお持ちの方は、使われている素材をしっかり確認し、ご自身に合ったものを選びましょう。

なお、こちらでご紹介したものはあくまで一例です。

補整方法は様々ありますので、自己責任のもと参考程度にお願いいたします。