【実践編】着物姿をすっきりと整える。タオル補整とお役立ちアイテムの活用法
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着物のきれいな着こなしをサポートしてくれる「補整」。
「どうやって補整をすればいいの?」「たくさん補整をすると着ぶくれしそう…」と悩むケースもあるかもしれません。
この記事では、補整の基本から目指したいフォルムイメージ、タオルを使った具体的な方法や手間に感じたときの便利なアイテムまで、自分に合う補整を見つけるためのヒントをまとめました。
初回公開:腰&ウエスト補整・2024年1月6日/胸まわり補整・2024年1月27日
※着物のTPOや解釈は地域・流派・個人で異なる場合があります。当ブログのご利用や商品購入等は自己責任にてお願いいたします。記事の最後に「注意事項」を掲載しておりますので、必ずご一読の上でお楽しみください。
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補整のキホン
必要なところに必要な分だけ
着物を着る際、このようなイメージで補整を行います。
- ボリューム不足を感じる部分に、補整を足す
- くぼみが深く感じられる部分を、補整で埋める
着ぶくれの観点からも、すでに十分なボリュームがある部分には、無理に補整をしなくてもよさそうです。
全体のバランスを見ながら、必要な場所へ、必要な分だけ補整を施すのがスムーズといえそう。
補整は長襦袢(長じゅばん)を着る前に
補整は一般的に、長襦袢を着る前に行うケースが見られます。
手順のイメージとしては、「下着 → 肌着 → 補整 → 長襦袢」という流れ。
なお、肌着と長襦袢が一体化しているタイプ(うそつき襦袢など)をお使いの場合は、下着の上に補整を重ねるのも一つの方法かもしれません。
自分に合った補整方法を見つけよう
一人一人体型が異なるように、適した補整方法も人それぞれです。
ここでご紹介する内容はあくまで数ある方法の一例になります。
ヒントの一つとして参考にしながら、ご自身の体型にしっくりくる補整を試行錯誤してみてはいかがでしょうか。
補整のポイント(目指したいフォルム)
着物姿のラインを整える際、目安とされるフォルムがあります。
以下のような形状に近づけるイメージで、
足りないと感じる部分に綿やタオル、市販の補整道具などを補ってバランスを整えていきます。
| 【腰とウエスト】目指したいフォルム | ずん胴 |
|---|---|
| 【胸まわり】目指したいフォルム | ハト胸 |
| 全体的なシルエット | こけし人形 |
タオルを使用した補整方法【腰・ウエスト編】
ここからご紹介する方法は、数あるアプローチの中の ”一例” です。
体型や体質、好みに合わせて、ご自身の判断のもとで参考にしていただければ幸いです。
基本の形を応用しながら、ご自身に合う方法を探ってみてください。
- 💡 腰・ウエストの補整ポイント
- ご自身のくぼみの深さに合わせて、タオルの枚数やパッドの厚みを調節するのがスムーズです。
- 💡 用意するもの
-
・フェイスタオル2〜3枚
・腰紐(腰ひも)1本
・着物クリップ2本
- ⚠️ ポイント
- 解説用イラストでは分かりやすさを優先して色付きのタオルを使用していますが、実際に補整する際は、外側に響きにくい白などの目立たない色のタオルを選ぶのが一般的です。
基本の仕方
- ① フェイスタオルを広げます。このタオルが「ウエスト部分の補整」となります。
- ② その上に、もう1枚のフェイスタオルを広げて重ねます。置く位置は好みに応じて上下にずらしても構いません。
- ③ 2枚目のタオルを3等分、または4等分ほどに折り重ねます。この厚みを作った部分が「腰のくぼみ」を補うパーツになります。
- ④ 1枚目のタオルの真ん中あたりに腰ひもを配置します。
- ⑤ 配置した腰ひもを目安に全体を折りたたみ、作った「腰の補整パーツ」がズレないよう着物クリップで固定します。
- ⑥ 腰のくぼみに厚みのある部分がぴったり当たるよう、肌着の上から体に当てます。腰ひもを後ろから前へ回して結んで固定し、最後に着物クリップを外します。
前の紐(ひも)のあたりが気になる場合
もし「前の腰ひもが体に食い込んで気になる…」という場合は、お腹側にタオルを1枚挟んで負担を和らげる方法もあります。
- ① フェイスタオルを3等分、または4等分ほどに折り重ねます。
- ② 腰ひもをタオルの中心、あるいは少し上あたりに置きます。
- ③ 腰ひもを目安に折りたたみます。これが「腰の補整パーツ」となります。ズレないように着物クリップで留めておきます。
- ④ 別のフェイスタオルを2等分に折り、「ウエスト補整パーツ」を別に作ります。
- ⑤ 作った「ウエスト補整パーツ」をまずお腹(前側)に当て、後ろへ向かって体に沿わせます。
- ⑥ それを手でキープしながら、手順③で作った「腰の補整パーツ」を腰のくぼみに合わせ、腰ひもを結んで固定します。最後に着物クリップを外します。
紐(ひも)を使わない方法
この方法はタオルを多く重ねるため、どちらかというと全体的にしっかりとした厚みを足したい場合に向いています。
- ① フェイスタオルを3等分、または4等分に折り重ねて「腰の補整パーツ」を作ります。
- ② 別のフェイスタオル2枚を、端の部分を重ねるようにして横に長くつなげます。これが「ウエスト補整パーツ」のベースです。
- ③ その上に、手順①で作った「腰の補整パーツ」を重ねて置きます。
- ④「ウエスト補整パーツ」が半分の幅になるように全体を折り重ね、着物クリップで固定します。
- ⑤ 腰のくぼみに厚みのある部分を合わせながら、体に巻き付けます。タオルの端を、すでに巻いてあるタオルの隙間に挟み込んで固定します。最後に着物クリップを外します。
タオルを使用した補整方法【胸まわり編】
ここからご紹介する方法は、数あるアプローチの中の ”一例” です。
体型や体質、好みに合わせて、ご自身の判断のもとで参考にしていただければ幸いです。
- 💡 胸まわりの補整ポイント
- 【胸上】ボリュームが足りないと感じる場合に補うイメージ
【胸下(みぞおち)・鎖骨あたり】くぼみが気になるときに埋めるイメージ
- ⚠️ ポイント
- 解説用イラストでは分かりやすさを優先して色付きのタオルを使用していますが、実際に補整する際は、外側に響きにくい白などの目立たない色のタオルを選ぶのが一般的です。
胸上の補整のしかた
胸の上のボリュームが足りないと感じる部分に、フェイスタオルを使って厚みを足す方法です。
- ① フェイスタオルの端を内側へ向かって三角形に折り、胸に当てます。タオルの上端を肌着の衿元あたりに挟んで固定しておきます。
- ② 下側に残ったタオルの端も同様に三角形に折ります。その三角形に折った部分を上方へ折り上げ、胸に重ねます。こちらも同じく衿元あたりに挟み込みます。
- ③ 先ほどご紹介した「腰&ウエスト補整」などを利用して、胸上のタオルを押さえます。
タオル補整が手間に感じられるときは
「タオルを使った補整は少し手間に思える…」という方に、比較的スムーズな方法の一例をご紹介します。
製品の特性やご自身の体型・体質などもそれぞれ異なりますので、様子を見ながらご無理のない範囲でご判断いただければ幸いです。
肌着などに ”補整パッド” を合わせる方法
きもの肌着などに、市販の補整パッドを直接縫い付けてしまう方法もあります。
補整パッド単体であれば、比較的お手頃な価格帯で販売されているケースも。
ボリュームを足したい位置にあらかじめパッドを縫い付けておけば、着るたびに位置を調整する手間が省け、扱いやすさを感じられるかもしれません。
また、補整ポケット付の下着などを利用してもよさそうです。
ハト胸をサポートする和装ブラという選択肢
和装ブラの中には、なだらかな胸のラインを作りやすいよう設計されたホールド力の高いタイプも存在します。
個人の体型にもよりますが、和装ブラを着用するだけで必要な胸元のボリューム調整が落ち着くケースもあります。
また、内側に補整パッドを追加できるポケット付きの和装ブラもありますので、必要に応じて探してみてはいかがでしょうか。
市販のパッドをご自身で縫い付けてカスタマイズするのも一つの手です。
ウエストと腰の補整が一体化したアイテムの活用
ウエストと腰のくぼみを同時にカバーできるよう設計された、一体型の補整グッズも。
マジックテープで着脱できるタイプもあるようです。
まとめ
補整を重ねすぎてしまうと、着ぶくれの原因につながることもあります。
全体のバランスを観察しながら、「必要な場所に、必要な分だけ」を意識してみてはいかがでしょうか。
体型が千差万別であるように、しっくりくる補整のバランスも人それぞれです。
ぜひご自身の体に合うスタイルを、工夫しながら見つけてみてくださいね。
※補整の方法やアイテムの選択は多岐にわたりますので、ご自身の判断のもと、参考となるアイデアとしてご活用ください。
免責事項(注意事項)
当ブログのご利用およびご活用いただく際は、以下の点にあらかじめご了承いただき、自己責任のもと参考程度にお役立てください。
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