帯揚げ(帯あげ)& 帯締め(帯じめ)とは?TPO・季節などについて
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着物に関わるものの解釈およびTPOは、流派や地域、個人の考え方によって異なる場合があります。
様々な解釈がありますので、自己責任のもと参考程度にお役立て下さい。
もし商品など購入される場合は自己責任でお願いいたします。当ブログは一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください。
※アレルギーをお持ちの方は、着物や帯、小物等に使われている素材をしっかり確認し、ご自身に合ったものを選びましょう。
帯揚げと帯締めとは?
帯まわりの着付け小物を指します。
| 帯揚げ(帯あげ) |
帯枕を包む布 帯の装飾的な小物 |
|---|---|
| 帯締め(帯じめ) |
帯結びを支える紐(ひも) 帯結びの形をキープする役割も 帯の装飾的な小物 |
正絹(絹)素材が多い
帯じめ・帯あげの素材は、正絹(絹)が多い印象です。
正絹は結びやすく、しっかり留まってキープしやすいので、使いやすい素材です。
とはいえ絹アレルギーをお持ちの方は、使用を避ける必要がでてくると思います。
ポリエステル素材のものや夏向きの麻素材もありますので、ご自身に合ったものを色々検討されてみてはいかがでしょうか。
アレルギーをお持ちの方は、使われている素材をしっかり確認し、ご自身に合ったものを選びましょう。
帯締めの種類
| 平組 |
平らに組まれたもの 唐組、高麗組など |
|---|---|
| 丸組 | 丸く組まれたもの |
| 冠組(ゆるぎ) |
組み方の一種(冠の紐が由来) 平組より少し厚みがある |
| 丸ぐけ | 綿の入ったもの |
帯揚げと帯締めのTPO
色・柄・金銀の入り具合で判断する
帯揚げ・帯締めともに、色・柄・金銀の入り具合でTPOを判断する傾向があります。
カジュアルな装いには濃い色や柄物はもちろん、品よく見せたいなら淡い色を合わせても素敵かも。
金銀の入ったものはフォーマル用の可能性もあるので、カジュアル使用は避けたほうが無難そうです。
※中には、カジュアルにも合わせられる金銀入りもあります。
またフォーマルの薄物には、透け感のある「絽」の帯揚げを合わせます。
|
フォーマル(第一礼装) ※喪服を除く |
金銀の入った白 白 |
|---|---|
| セミフォーマル |
淡い色 ぼかし色 金銀の入ったもの 白 |
| セミフォーマル〜キレイめカジュアル |
淡い色 ぼかし色 |
| カジュアル向き |
濃い色 柄物 |
帯締めは幅を考慮する場合も
TPOは基本的に色・柄・金銀の入り具合で判断しますが、
帯締めは幅の広さや厚みも考慮に入れて判断する場合があります。
| 幅広・厚みのあるもの | フォーマル向き |
|---|---|
| 幅が広くない・細め | カジュアル向き? ※例外あり |
帯揚げと帯締めの季節
透け感のない帯締めは通年OK
透け感のない帯締めは、通年OKといわれています。
とはいえカジュアルの場合、厚みや幅のあるものは夏に似合いにくい傾向も。
夏および汗ばむ季節のカジュアルな装いには、細めのものが似合いそうです。
【帯締め&帯あげ】結び方のポイント
結び始めはどっちから?
帯締め・帯揚げともに「左が上」になるように重ねてから結び始めます。
ところが流派によっては「右が上」になるように重ねてから結び始めるところも。
どちらの結び方もあるので、好みでOKと言いたいところですが…
所属する流派や地域、コミュニティの結び方に合わせるのが無難です。
帯締めの余り紐の処理は?
| 平組の帯締め | きれいに重ねる |
|---|---|
| 丸組の帯締め | そろえて並べる |
| その他の帯締め | (重ねる・並べる)収まりがいいほうでOK |
帯締めを結んだあと、余った紐をどのように処理をするかは、
帯締めの種類や厚みによって異なります。
処理の仕方は大まかにありますが、絶対ではありません。
帯締めの上にキレイに重ねる
帯締めをそろえて並べる…
収まりがよければ、どちらでもOKです。
年代・体型・TPO別に微調節することも
年代・体型・TPOによって、
帯あげを出す量
帯締めの位置(高さ)
これらを微調整することがあります。
| 年代:若い |
帯あげ:ふっくらめ(多め)に出す 帯締め:中央で結ぶ |
|---|---|
| 年代:中年 |
帯あげ:少し出す 帯締め:中央で結ぶ(少し下めに結ぶという意見も) |
| 年代:シニア |
帯あげ:あまり出さない 帯締め:少し下めに結ぶ |
| 体型:細め | 帯あげ:ふっくらと出す |
| 体型:ふくよか | 帯あげ:シャープに少し出す |
| TPO:カジュアル | 帯あげ:出す量は好み・年代・体型によるが、あまり出さないという意見も |
| TPO:フォーマル | 帯あげ:出す量は好み・年代・体型によるが、少しふっくらめに出す意見も |
まとめ
| 帯揚げと帯締めとは |
帯まわりの着付け小物 素材:正絹、ポリエステル、麻など |
|---|---|
| TPO | 色・柄・金銀の入り具合で判断する |
| 季節 |
透け感のあるものは夏向き 透け感のない帯締めは通年OK 帯あげは素材感で判断する |
| 結び方のポイント |
結び始めが流派によって異なることも 帯締めの余り紐の処理方法は、その種類や厚みによって異なる 年代・体型・TPO別に微調節することも |
いかがでしたでしょうか。
帯あげと帯締めは帯まわりの着付け小物のことで、装飾的な役割もあります。
素材は「正絹(絹)」が多い印象です。
アレルギーをお持ちの方は、使われている素材をしっかり確認し、ご自身に合ったものを選びましょう。
なお帯締め・帯揚げの解釈およびTPOは、流派や地域、人それぞれの考え方によって異なる場合があります。
様々な解釈があるため、自己責任のもと参考程度にお役立ていただけますと幸いです。


