着物

着物のサイズ(寸法)の基本|押さえておきたい4項目と目安・選び方のポイント

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着物をネットなどで購入する際、どのサイズを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
自分に合った寸法の着物を選ぶことは、綺麗な着姿(見た目)や快適な着心地(着崩れ予防)につながります。
着物の寸法にはさまざまな項目がありますが、まずは「身丈」「裄」「袖丈」「前幅・後幅」の4つを押さえておくのがポイントです。
この記事では、それぞれの部位の意味や測り方の目安、購入時に確認しておきたい注意点を分かりやすく解説します。

初回公開:2023年6月17日

※着物のTPOや解釈は地域・流派・個人で異なる場合があります。当ブログの情報のご利用や商品の選定・ご購入等は、自己責任にてお願いいたします。記事の最後に「注意事項」を掲載しておりますので、ご一読の上でお楽しみください。

着物の身丈(みたけ)

着物の「縦」の寸法のことを指します。

  • 💡「着丈(きたけ)」との違いは?
  • 着丈は、着物を実際に着たときの縦の長さを指します。 女性の場合は「おはしょり」を作るため、着物そのものの寸法である「身丈」のほうが長くなります。
  • 身丈と着丈

身丈の目安

  • 目安:身長と同じくらい
  • 許容範囲:身長 ±5cm

ふくよかな方は、少し長めの余裕のある寸法を選ぶほうが合わせやすいかもしれません。

また、綿や麻素材の着物は洗濯による縮みを考慮して、あらかじめ少し長めに身丈をとる場合もあります。

➡️ 綿・麻素材について(詳しくはこちら)

身丈の測り方のポイント

身丈の測り方は仕立て方や店舗によって異なり、主に以下の2通りがあります。

※解釈には例外や個人差もありますので、ひとつの目安としてご覧ください。
① 肩身丈(かたみたけ) 肩山から裾まで測る方法
② 背身丈(せみたけ) 背中心の衿付け(背縫いの端)から裾まで測る方法

着物の身丈

着物の裄(ゆき)

着物の裄

着物の裄とは、首のつけ根(背中側)から手首のくるぶし(骨の出っ張り)までの長さを指します。

着物の寸法でいうと、肩幅と袖幅を足した長さになります。

裄の目安

裄の目安は、腕を自然に下ろしたときに、手首のくるぶしがちょうど隠れるくらいの長さです。

カジュアルな着物の場合は、少し手首が見える短めの丈でもOKな場合があります。

裄の測り方のポイント

「首のつけ根から肩を通って、手首のくるぶしまで」を測ります。

測り方は店舗や流派によって異なるため、ネット等で購入する際は利用するお店の指定する方法を確認することが大切です。

主に以下の2通りの測り方があります。

  • 腕を水平に上げた状態で測る
  • 腕を斜め45°に下げた状態で測る

裄の測り方

  • 📌 一人で裄が測れない場合
  • 裄の採寸は誰かに手伝ってもらう必要があるため、一人では測りにくい項目です。ネット上のお店によっては、身長などから適正な裄を割り出してくれる場合もあります。 一人で測るのが難しい場合は、そうした対応が可能なお店を探してみるのもひとつの方法です。

  • 💡 念のため左右どちらの腕も測っておくとベター
  • まれに左右で腕の長さが若干異なる場合もあります。 片方だけでなく、両方の腕を測っておくとより丁寧です。

➡️ 長襦袢とのサイズ合わせについて(詳しくはこちら)

着物の袖丈(そでたけ)

着物の袖丈

着物の袖の「縦」の寸法のことを指します。

袖丈の目安

着物(振袖を除く)の袖丈は、腕を自然に下ろしたときに、指先が袂(たもと)の先にふれるくらいが目安といわれています。

  • 📌 袖丈は「約49cm」が標準的
  • 現在の一般的な着物は「約49cm(一尺三寸)」の袖丈で作られているものが多く、標準的な目安となる場合があります。 ただし、アンティークなどの古い着物や振袖の場合は寸法が大きく異なる場合があります。 また、着用シーン(TPO)や年齢、好みに応じて長さを変更することもあります。

➡️ 長襦袢とのサイズ合わせについて(詳しくはこちら)

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着物の前幅・後幅

着物の前幅・後幅(身幅)

着物の前幅・後幅は「身幅(みはば)」に関わる部分です。

身幅が狭いと着崩れや窮屈さを感じやすくなる場合もあるため、事前に確認しておきたいポイントです。

前幅・後幅の寸法の出し方

前幅と後幅は一般的に「ヒップ(腰まわり)」の寸法から割り出します。

割り出し方は様々で、作り手や店舗によって異なる場合があります。

ネット等で購入する際は、利用するお店の割り出し方をチェックしてみましょう。

また、ヒップサイズから目安を表示してくれているお店もあります。

  • ⚠️ ヒップサイズを採用しない場合も
  • 一般的には「ヒップ」から割り出しますが、体型の中で一番寸法が大きいところがヒップではなく、ウエスト(胴まわり)やバスト(胸まわり)であれば、その寸法を採用する場合もあります。詳しくは各お店の寸法の出し方をご確認ください。

着物のサイズ選びで気をつけたいポイント

同じMサイズでも店舗によって寸法が異なる

プレタ(既製品)などの着物は、店舗やメーカーによって「Mサイズ」などの表記寸法が微妙に異なる場合があります。

例えば、A店とB店の “Mサイズ” が、全く同じ寸法とは限りません。

また、作り手や店舗によって、寸法の割り出し方や測り方の基準が異なる場合もあります。

ネット等で購入する際は、利用するお店のサイズ表や採寸方法をしっかり確認することが大切です。

長襦袢(ながじゅばん)のサイズも考慮する

長襦袢は、着物のすぐ下に着るワンピース仕様のスタンダードな襦袢です。

とくに長襦袢は、着物のサイズ(主に裄や袖丈)に合わせて選ぶ必要があります。

着物の袖口や振りから長襦袢がはみ出さないよう、着物の寸法と合わせて長襦袢のサイズも考慮に入れるとスムーズです。

➡️ 長襦袢とのサイズ合わせについて(詳しくはこちら)

まとめ

※解釈には例外や個人差もありますので、ひとつの目安としてご覧ください。
着物の身丈(みたけ) ・着物の「縦」の寸法
・身長と同じくらいが目安
着物の裄(ゆき) ・首のつけ根から手首のくるぶしまでの長さ
着物の袖丈(そでたけ) ・着物の袖の「縦」の寸法
・袖丈「約49cm」が標準的
着物の前幅(まえはば)・後幅(うしろはば) ・「身幅(みはば)」に関わる部分
・一般的に「ヒップ(腰まわり)」の寸法から割り出す

着物の寸法にはさまざまな項目がありますが、まずは「身丈」「裄」「袖丈」「前幅・後幅」の4つを押さえておくのがポイントです。

購入する際はお店のサイズ表や採寸方法もあわせて確認し、ご自身の体型や好みに合った寸法を選んでみてくださいね。

免責事項(注意事項)

当ブログのご利用およびご活用いただく際は、以下の点にあらかじめご了承いただき、自己責任のもと参考程度にお役立てください。

  • 着物の解釈・TPOについて:
    着物のルールやTPOは、流派・地域・個人の考え方によって異なる場合があります。ご紹介している内容はあくまで一つの目安(見解)としてご参照ください。
  • 商品のご購入について:
    着物や帯、和装小物など、記事内で紹介している関連商品等のご購入・ご利用は、読者様ご自身の判断と責任のもとでお願いいたします。万が一トラブル等が発生した場合、当ブログでは一切の責任を負いかねます。
  • 着用される素材について:
    アレルギー体質の方や肌が敏感な方は、着物や帯、小物等に使われている素材(絹、ウール、綿、麻、化学繊維、染料、金属糸、箔 など)を事前に十分ご確認ください。万が一、着用により体調不良や皮膚のトラブル等が生じた場合、当ブログでは一切の責任を負いかねます。直ちに着用を中止し専門医にご相談ください。
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